2021年4月にオープンした大泉学園のピアノ教室、ドレミレッスン音楽教室です♪
Livinオズ大泉や東映撮影所の近くで、東映撮影所のバス停からも徒歩3分なので、大泉学園、石神井公園方面以外でも、和光市方面などからも通える場所にあります。
3和音の押さえ方は一つじゃないよ
ピアノを習っていてしばらくすると、一度に弾く音が、ひとつじゃなくて2つや3つに増えていきます。
特に、左手で伴奏を弾く時は音が3つ重なる3和音が使われることが多いです。
和音がスムーズに弾けないとレベルアップ出来ないので、今日はこの転回形について、わかりやすく説明したいと思います。
「ドミソ」を使って考えよう♪
一番基本的な和音の「ドミソ」で考えてみましょう。
楽譜だとこうなります。どのように変化するかわかりやすいように、根音(土台となる音)の「ド」だけ赤にしました♪
鍵盤で押さえるのはここですね。
音は一番下の音から上に読んでいくので、一番下の音から「ド・ミ・ソ」となります。
そして、音が3つあるので、音を重ねる順番を変える(転回させる)と「ドミソ」以外に、「ミソド」、「ソドミ」という和音が存在するんです。
『基本形』と『転回形』
基本の「ドミソ」の形を、『基本形』と言って、他の和音を『転回形』と言います。
和音は基本的に3度(一つ飛ばしの音)を重ねるので、基本形は「ドミソ」以外でもいつでも見た目がお団子のような形になります。
それに比べて『転回形』は、どこかに必ずすき間(4度)があります。
なので、パッと3和音を見た時に、すき間がなければ基本形、すき間があったら転回形ってことがわかります。
『第一転回形』と『第二転回形』
「ドミソ」から一回展開させて変化した和音を『第一転回形』、それをさらに展開させて変化した和音を『第二転回形』と言います。
この「第二転回形」をさらに変化させると、もとの「基本形」に戻るので、3和音で出来る和音のパターンは3種類になります。
転回形の違いは「ドミソ」から考えて1回変化(転回)したのが『第一転回形』、2回変化(転回)したのが『第二転回形』ってことになります。
転回形なんて難しそう〜って思っても、転回するのは2回だけ、和音のパターンは全部で3つだけなんです‼︎
3つだけなんだから、落ち着いて考えたら、九九を覚えるよりも簡単そうではないですか?
実際にどうやって転回していくか動画に撮ってみました。
どうやって転回していくのかはわかっても、まだ難しい😂
そんな人にオススメの裏技がこちらです。
いつもとは違う角度から見てみよう
今まで、転回形がよくわからない生徒さんに教えていた裏技、それは一度楽譜を横にして見てみるということです😆
そんなことしていいかわからないけど、理解してもらうことのほうが大事だから〜。
いつもの角度で見た場合
ドミソ
楽譜だとこうなります
鍵盤上ではこうなります
ミソド
楽譜だとこうなります
鍵盤上ではこうなります
ソドミ
楽譜だとこうなります
鍵盤上ではこうなります
並べてみるとよくわかるけど、楽譜では縦のライン、鍵盤上では横のラインになりますよね。
見た目と実際のポジショニングに差があるので、わかりにくいですよね〜😅
角度を変えて見てみよう🎼
このままだとわかりにくいので、楽譜を横にして見た目と実際のポジショニングを、一致させてみましょう❗️
ドミソ
楽譜だとこうなります
鍵盤上ではこうなります
ミソド
楽譜だとこうなります
鍵盤上ではこうなります
ソドミ
楽譜だとこうなります
鍵盤上ではこうなります
どうですか?見た目と押さえ方が一致しましたね。
動画も撮ってみました。
これでなんとなくイメージ出来たでしょうか?どの和音も、
- スキマのないお団子(基本形)
- 上の2つの音にスキマのある第一転回形
- 下のつの音にスキマのある第二転回形
この3つしか存在しませんよ〜。
音はわかっても指使いが混乱する〜😂ってパターンもありますが、それはまた別の機会に書きたいと思います🎹
ドレミレッスン音楽教室では、生徒の皆さんのどうして?なんで?の解決策を一緒に考えるレッスンをいたします。
最後まで読んでくださってありがとうございます♪