2021年4月にオープンした大泉学園のピアノ教室、ドレミレッスン音楽教室です♪
Livinオズ大泉や東映撮影所の近くで、東映撮影所のバス停からも徒歩3分なので、大泉学園、石神井公園方面以外でも、和光市方面などからも通える場所にあります。
中学生の時の苦い思い出
むか〜しむかし、私がまだ中学3年生だった頃、担任の先生の勧めで、急に県立高校の音楽科を受験することになりました。
でもその時、音楽科に行く準備は全くしていなくて、あわててソルフェージュのレッスンに通いました。
ソルフェージュとは西洋音楽の学習において楽譜を読むことを中心とした基礎訓練のことである。
Wikipedia より
そして
「とにかくシャープ、フラットのつく順番と、五度圏を完璧に覚えなさい‼️」
とソルフェージュの先生に言われました。
五度圏とは、12の長調あるいは短調の主音を完全五度上昇あるいは下降する様に並べて閉じた環にしたものである。
Wikipedia より
呪文のように覚えました‥
「シャープのつく順番は『ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ』、フラットのつく順番は『シ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファ』よ❗️わかった❓」
「はいっ、ファドソレラミシ、シミラレソドファ、ファドソレラミシ、シミラレソドファ‥😂」
「次は五度圏よ‼️五度圏はシャープが『ト・ニ・イ・ホ・ロ・ヘ・ハ』、フラットが『ヘ・ロ・ホ・イ・ニ・ト・ハ』よ❗️わかった❓」
「はいっ、トニイホロヘハ、ヘロホイニトハ、トニイホロヘハ、ヘロヘロ‥😂」
と、訳もわからず丸暗記されられた、苦〜い思い出があります🤣
呪文を唱えたワケは
なぜそんなことをさせられたかと言うと、音楽科では『聴音』という試験があるのですが、そこで必要になってくるからでした。
※聴音とは、初めて聴いたリズムやメロディーやハーモニーを、何回か演奏してもらう間に楽譜にすることです。
例えば
「ニ長調、4分の4拍子、8小節」
というメロディー聴音の問題を出されたら、そのキーワードを聞いて自分でそれ用の楽譜を作るのです。
例えば今の問題だと、
- ファとドにシャープを書く
- 4分の4拍子と書く
- 全部で8小節になるように線を引く
という作業を、試験官が演奏する前に自分で考えてしなくてはなりません。
時と場合によっては、何調かということすら教えてくれないこともあります。なので、しっかり覚える必要があるのです。
「え〜と〜、ニ長調ってなんだっけ❓」とかを考えている時間なんてないのです😆
そんな感じで私は呪文を唱えるように覚えましたが、出来ればそんな思いはしないほうがいいですね🤣
全部で24つの調があります
ドからシまでの音は、白鍵と黒鍵全部で12あります。そして、それぞれの音に長調と短調があります。
長調と短調を顔の表情で例えると長調は笑顔😊で、短調が泣いている顔😂
12の音にそれぞれ笑顔と泣き顔があるので、
12×2=24になって、調は全部で24あるよという計算になります。
主和音を雪だるまにしてみた本
この「あっという間に全調が弾ける本1」は、24ある調の主和音を雪だるまに例えてわかりやすく覚えるようになっています⛄️
※主和音とは、その調の一番大事な和音(ドミソのように、ひとつとばしに音を3つ重ねた音)のことです。
グループ分けでわかりやすく♪
この本では、実際に弾いてみると同じ音になるレのシャープとミのフラット、ファのシャープとそんなのフラットを別のものとしてそれぞれ書いてあるので、全部で26通りあります。
その26通りの和音を
- 白い雪だるま(全部白い鍵盤)
- イタリアに行った雪だるま(真ん中が黒い鍵盤)
- ハワイに行った雪だるま(真ん中が白い鍵盤)
- ドロ遊びした雪だるま『全部黒い鍵盤)
- みんなと違うシーちゃん
という5つのグループに分けています⛄️
しかも、ストーリー付きで覚えやすくしてくれています😆なんて気遣い😆
白い雪だるま
そもそも、雪だるまは白ですよね⛄️
イタリアに行った雪だるま
イタリアに行った雪だるまは、イカスミスパゲティを食べてお腹が真っ黒になっちゃったそうです😆
ハワイに行った雪だるま
ハワイに行った雪だるまは、おなかに水着をつけて泳いで、おなかだけ白いままでした😆
ドロ遊びした雪だるま
ドロ遊びをして真っ黒けっけになったそうです😆
みんなと違うシーちゃん
シーちゃん(シの音)は、どのグループにも入らない特別な音なので、黒いブーツをはいたり、黒い帽子をかぶったり、黒いセーターを着ました。
楽しいだけじゃなくて、ためにもなるよ〜♪
テクニックの練習つきの26の雪だるま
26の雪だるまには、それぞれ3つの【練習曲】と、3つの【終止形】があります。
【練習曲】には歌詞がついているので覚えやすいですね⛄️
同じ音から始まる長調と短調
26の雪だるまをつなげてひとつの曲になっている曲が3曲あります🎼
- 子ねこの散歩
- シューマンの香り
- 発声練習風超絶技巧雪だるまの歌
この曲は、大人の方のレッスンでも弾いてもらっていました。大人の方でも楽しく練習できます😊
五度圏を知る前にこんな形で調のことを知っていたら、すんなり楽しく覚えられるかもしれませんね。
その時すぐに覚えられなくても、楽しく弾いているうちに覚えられるかもしれないし、呪文を唱えなくても済むかも🎹✨
体験レッスン受付中です。1ヶ月お試しコースもご用意しました🎹✨
お気軽にお問い合わせください😊
最後まで読んでくださってありがとうございます♪