2021年4月にオープンした大泉学園のピアノ教室、ドレミレッスン音楽教室です♪
Livinオズ大泉や東映撮影所の近くで、東映撮影所のバス停からも徒歩3分なので、大泉学園、石神井公園方面以外でも、和光市方面などからも通える場所にあります。
指のトレーニングの定番、ハノン
クラシックピアノを習っている人で、とても多くの人が練習するハノン。
『全訳ハノンピアノ教本』となっているので、もしかしたら本の名前だと思っている人もいるかもしれませんが、ハノンとは人の名前です。
Charles Louis Hanon(シャルル ルイ ハノン)は、1820年フランスに生まれ、教会のオルガニスト、ピアノ教授として名高く、この本をかいたのはローマのポンティフィカル サントセシル音楽院の作曲の名誉教授の頃でした。1900年にフランスで亡くなりました。
全音楽部出版社「全訳ハノンピアノ教本」より
フランスの呼び方では、シャルル=ルイ・アノンとなりますね。
私も子供の頃から弾いていました。機械的に🤣
ハノンをやる目的
なぜ機械的になってしまうかというと、第1部の冒頭に書いてあることを必死に守ろうとしていたからかもしれません。
何が書いてあるかと言うと
どの指も
1. すばやく動く
2. 1本ずつ独立させる
3. 力強くなる
4. つぶをそろえる
ための練習。
どの音もはっきりきこえるように、しっかり指を動かしましょう。
全音楽譜出版社「全訳ハノンピアノ教本」より
読んでいるだけで、なんだか頑張って弾かなきゃならないんだって気持ちになります😆
ロシア奏法でもハノンは必須
私が今レッスンを受けているロシア奏法には、私の先生の師匠である村手静子先生が作ってくださった『レシピ』と呼んでいる『美しい音を求めて 指の訓練』という教材のようなものがあります。
一般公開されているかどうかわからないので、勝手に詳しくは書けませんが、そこには、いろいろなハノンの練習の仕方が書いてあります♪
今私はハノンは日常的に
- 1番〜5番を3パターンで連続で(15回分連続)
- 57番の最初の1段でオクターブの練習
- 49番と59番で6度の練習
- 60番でトレモロの練習
を練習しています🎼
ロシア奏法では、美しい音のためにハノンを練習
ロシア奏法では、ハノンを練習する前提が『美しい音を求めて』なので、今まで私がしていたハノンの練習の仕方とは、まるで違いました😵
1番〜5番は10度で美しく
1番〜5番を弾く時は
1番から5番をパターン1で弾いて
1番から5番をパターン2で弾いて
1番から5番をパターン3で弾く
という感じに15番分連続で弾きます。
左手は右手のオクターブ下ではなく、10度下を弾きます。こうすることで、それぞれの音がよく聴こえます。
そして、最後のパターン3目は、フォルテ(大きく)ではなくピアニッシモ(ごく弱く)で弾きます。自分が出来る最大のピアニッシモです♪
ピアニッシモで美しくハノンを弾くことを目標にします✨
10度とピアニッシモ、この組み合わせで私はハノンの練習がすごく楽しくなりました🥰(単純です)
弾いちゃダメだよな57番
57番は、ピアニッシモというより、触るか触らないかわからないぐらいのタッチで弾きます。
ここでは、手首の瞬発力と柔軟性を意識します。
触るか触らないかぐらいだけど触ってるタッチでオクターブを弾くのが、意外と難しいです🤣
6度の練習も美しく
59番→49番では、身体のどこを使うかを意識して練習します。
この練習は、内声に伴奏がある時や、バッハの三声や四声につながる大切な練習なので、多分ものすごく真面目な顔で弾いていると思います🤣
60番で手首の回転の練習♪
これも全てピアニッシモで練習します。
ピアニッシモで演奏すると、ハノンなのにとてもとても美しいハーモニーで、時には哀愁も感じることができます✨
ハノンの練習で一番大切なのは機械的に練習しないということだとレシピに書いてありました。
ハノンは同じことの繰り返しが多く、なおかつ力強く弾かなくてはと思って弾くと、つい機械的になってしまうので、子供の時にそうだったように機械的にならないよう、注意して練習するようにしています😆
これからもハノンを弾き続けて、より美しい音を目指したいと思います✨
ドレミレッスン音楽教室では、ロシア奏法をできる範囲で取り入れながら、美しい響きを目指すレッスンをいたします♪
体験レッスン受付中です。1ヶ月お試しコースもご用意しました🎹✨
お気軽にお問い合わせください😊
最後まで読んでくださってありがとうございます♪